
KOBE PHILHARMONIC , City of KOBE
神戸フィルハーモニックは神戸市民自身のオーケストラを持ちたいという強い要望に応えるべく、1979年4月、芥川也寸志、朝比奈隆、井植貞雄、砂野仁の各氏を初めとする多くの文化人や実業家によって、その支援母体となる「神戸市交響楽協会」が設立されました。(神戸市交響楽協会は1983年3月、財団法人神戸市民文化振興財団の設立を機に発展的に解散、事務局を同財団に移行)
結団当初からオーディション方式による団員募集を行い「神戸フィルハーモニック」が発足したのが同年6月のことです。
1980年、音楽監督(兼常任指揮者)に朝比奈千足氏を迎え、1月の華々しいデビューコンサートを皮切に、年2回の定期演奏会を行うほか、各方面からの依頼演奏会にも積極的に応じるなど、創立以来「音楽のまち・神戸」のまちづくりの一端を担い、クラシック音楽の魅力や楽しさを市民の皆様に身近に、また気楽に楽しんでいただけるよう、低廉で良質なクラシック音楽の提供活動を続けております。
これらの活動が評価され、1997年には神戸市文化活動功労賞を受賞。また、市民の皆様の暖かいご支援ご協力をいただき、2019年には創立40周年を迎えることができました。
最近ではフルオーケストラだけではなく、会場の都合や依頼者の希望に合わせて小編成での演奏活動も行っております。
今後も「神戸市民のオーケストラ」として、多くの方々により一層愛され、親しまれる演奏活動を展開してまいります。